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食品工場 きついよ
工場長
気楽に楽しく生きていく
愛妻、二児の父。番犬。
ギター好き。宅建士。2級FP。工場長。
仕事の記事、おふざけ多め。
優しい人たちと仲良くなりたい。

食品工場でのケガ 5パターン

食品工場で起きてしまった怪我5パターン
  1. 自動ローラーコンベヤ 指巻き込み
  2. ギックリ腰
  3. ハサミで手の皮を切り取る
  4. 移動型の機械で足を轢く
  5. 感電

こんにちは!

麺ゆでてますか!?僕は元気です。

食品工場で働いていると指先を使う事が多く、

それ故に手に関する怪我が結構あります。

一度やると、実際に怪我した人間は注意深くなりますが、

まだ工場で怪我をした事がない人はやっぱり怪我をする確率はかなり高いです。

かくいう私もキカイに指を挟み失神した事があります。情けない(ノД`)シクシク

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目次

ローラーコンベアに指を巻込み

工場内、自動で稼働する機械は要注意です。

コンベアに商品を乗せ、軍手をして作業しているときにコンベアの上に手を置いてはいけません。

軍手がローラーに巻き込まれ、指ごと挟まれて潰されてしまいます。

軍手が巻き込まれはじめ、気が付いて手を引こうとしても、遅いです。

軍手がある程度の長さ巻き込まれないと引きちぎれないので、指の第一関節か、第二関節ぐらいの長さまでは潰されてしまうので気を付けてください。

この時は救急車、警察も駆け付け、ローラーに巻き付いた肉片の掃除もしました。

今でもしっかりと覚えています。

また、その同日にまた製造を再開したのにもビックリしました。

上司や先輩は、後輩に作業を教えるときは

怪我のリスクも十分に注意して教えていきましょう。

ギックリ腰

私のいる食品工場では男性社員の半分は腰痛になっています。

腰への日々の疲労の蓄積や、季節の変わり目、雨の日など腰痛が発症しやすい条件も色々とありますが、

一度腰痛になるとクセになります。最近の治療法ではあまり腰バンドを使わないらしく。

無理もさせないので、職場復帰が遅くなりますが、焦って無理に復帰しても

またすぐに腰痛が出てしまうので、しっかりと治してから復帰しましょう。

食品工場の仕事はイメージとは違い力仕事が結構多く腰に負担のかかる作業が極めて多いので

毎日、少しでも作業前に準備運動をしましょう。

腰に違和感があれば直ちに先輩や上司に相談し、腰に負担の少ない作業へ

変えてもらいましょう。

ハサミで手の皮を切り取る

食品工場では手作業が多く、ハサミで手を切ってしまうこともよくあります。

2~4針くらい縫うことになります。

慣れからくることが多く、新人よりも入社から数年経っている中堅やベテランの方が

多い怪我です。

仕事に慣れている人ほど作業スピードが速く無駄なく動けているため、ハサミの使い方にも

躊躇なくズバッと行くので、怪我も豪快に手の皮ごと切り落としてしまったのを数回みました。

最近のハサミは切れ味が鋭く作業するにはとても便利になったのですがその分、指や手を切ってしまった時の怪我も大きくなりがちです。

ハサミを使う前に十分に意識してから作業に移りましょう。

移動型の機械で足を轢く

工場によっては日によって機械を移動したり、違う機械に組み替えたりしてから

作業を始める場合もあります。

私の会社は100kg以上の重さの重機を移動するこもよくあります。

その際、時間短縮のため急いで準備したりして怪我に対する注意を怠り、

メインで作業をしている人のサポートで入った新人なんかは、どこのどの場所に

注意をして作業をすればいいかもわからず、必死で重い機械を押したり引いたりに

意識が100%いってしまい、自分の足の近くに重機の車輪があることもわからなくなり、

足先を100kg以上の重機で轢いてしまうことになります。

作業をする前に危険な場所を説明し焦らずに十分な時間をとり、

時間に余裕をもって作業に移りましょう。

感電

一度感電すると電気系、配線に手を近づけるのがこわくなります。

工場の電気は場所によって200Vが流れており、

下手に触ろうものなら感電します。

200Vに感電すると、「バンッ」と触れた瞬間に大きな音がして

激痛が走ります。

痛すぎてトラウマになり電気の怖さを知り、電気には近づかなくなります。

基本的には資格を持った人しか電気作業はしてはいけないので、

工場内で何かが故障したからといってむやみに修理したり触れたりするのは

やめましょう。本当に危険です。

まとめ

食品工場は室内で安全というイメージがあるかと思いますが、

扱いようによっては大変危険なものが多いです。

そのため、定期的なメンテナンスも組み込まれていますが、

それでもどこかが急に故障したりするのが工場です。

一見安全であるように見えても、物の扱い方や取り扱う人の意識一つで

とても危険なものにも変わってしまいます。

仕事に行って怪我をすることは本来の目的から考えたら、本末転倒も甚だしいので、

毎日作業前には事前に作業工程と危険な個所を改めて確認しましょう。

また、仕事中に起きた怪我の治療費は労災で支払われるので、早めに会社へ報告しましょう。

さあ、怪我に注意して大好きな工場へ戻りましょう!



 

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この記事を書いた人

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